Ask QUIDの活用例

Ask QUIDとは

Ask QUIDとは、AI による対話形式でリアルタイムの消費者データや市場データを分析できるツールです。
キーワード・指標・日付範囲・フィルター・グラフの種類を指定し、チャットで指示するだけで分析が可能となっております。

Ask QUIDには、「リアルタイムのニュースとソーシャルアシスタント」と「QUID Monitor トピックアシスタント」の2つのデータソースがあります。

・リアルタイムニュースとソーシャルデータ
過去1か月以内のソーシャルおよびオープンウェブニュースデータに基づいて検索および要約を行うことが可能です。
・QUID Monitor トピックアシスタント
QUID Monitorのアカウントを通じて、自分が所有しているトピックや共有されているトピックデータにアクセスし、最大27か月分のデータの分析が可能です。

 

SNSには日々膨大な数の投稿が流れています。「最新トレンドを把握したい」「ユーザーのリアルな声を知りたい」そう思っても、すべての投稿をチェックするのは現実的ではありません。しかし、「Ask QUID」を使えば、その手間を大幅に削減できます。
この記事では、Ask QUIDを活用した分析例をご紹介いたします。

 

目次

1.直近の市場全体の概要とその根拠となる投稿の分析

2.ブランド分析の基本的な指標を組み合わせて独自の指標で分析

3.カスタマイズしたレイアウトでグラフを生成し、独自の指標をもとに分析

 

1.直近の市場全体の概要とその根拠となる投稿の分析

Ask QUIDでは、SNSの投稿をAIが自動で整理し、全体の概要を要約するとともに、実際の投稿例も表示可能です。
例えば「過去1か月間の電気自動車に関する投稿の概要と投稿例を5つ教えてください。」と指示すると、ユーザーの関心の方向性とその具体例がすぐにわかります。要約だけでは見えない生の意見も同時に確認できるため、データの背景を深く理解することが可能です。

2.ブランド分析の基本的な指標を組み合わせて独自の指標で分析

QUIDの各製品ではブランドや製品を評価するために、様々な指標を用意していますが、Ask QUIDを使うことでその指標同士を組み合わせて独自の指標を分析に組み込むことができます。

今回は例として、3つのブランドを比較して分析する際に、どのブランドに熱心な投稿者が多いかを分析する方法を紹介します。
そのために、「投稿数 / 投稿者数」を算出し、1投稿者あたりの投稿数を集計した結果が以下の表となります。これにより、QUID Monitorでは単一の指標だったものとは別に、独自の指標を組み合わせた表として出力することができます。

3.カスタマイズしたレイアウトでグラフを生成し、独自の指標をもとに分析

QUID Monitorでは、クロス集計やセンチメントなどQUIDで抽出可能な指標をグラフ化する機能がありますが、Ask QUIDを使用することで基本的な指標のグラフをカスタマイズしたり、独自の指標を算出してそれをグラフ化することが可能です。
今回の例では、QUID Monitorで分析可能な指標である「全体の投稿数」 「ネガティブな投稿数」を組み合わせて月ごとのネガティブな投稿割合をヒートマップとして生成しています。これにより、特定のブランドに対するネガティブな投稿がどの月に増加したのか、他のブランドと比較すると割合が多いのかを一目で確認することができます。

このほかにも、Ask QUIDでは様々なグラフをご用意しておりますので、QUIDに関するご質問、デモの希望がありましたらご連絡ください。

 

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